紅葉はすでに盛りを過ぎて、ところどころ赤や黄色のもみじがお寺の周りを色どり綺麗でした
講師の小山さんはこのお寺の植物調査を続けておられる方です。
大正11年にお寺の樹木を調べたという記録が残されていて
その数と現在調査した樹木数は変わりないそうです
その記録に残っているモウソウ竹林や直径103mという立派なシダレ桜の木を見たりしながら
境内奥の森に向かって歩いて行きました
松本市の重要文化財、樹齢400年のカラマツ!高さ45メートルとか
まっすぐ伸びて見事な巨木でした
その近くにお寺の水源があり トチ、シナノキ、ブナ、の森が広がり
樹齢40年~100年位の樹が何本もありました
牛伏寺は山岳信仰の寺で江戸時代にはもっと山奥にあり徐々に下へ降りて
現在の場所に落ち着いたそうです
昔の本堂跡まで 積もった落ち葉を踏みしめ
朽ちた木々、土の匂いを感じながらひたすら歩いた・・・
ここでもニホンシカの被害を受けてあちこちに角磨きの跡が残されていました
駐車場の集合場所に戻り
今年7月に国の重要文化財に指定された
牛伏川階段工(牛伏川本流水路)を、案内していただきました
熱心に話される講師の小山さんから熱いものが伝わり
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